特集 教えて!誘発電位検査
2.誘発電位検査の手技と結果解釈 3)運動誘発電位(MEP)
種田 建太
1
,
花島 律子
1
1鳥取大学医学部附属病院 脳神経内科
pp.686-689
発行日 2025年7月15日
Published Date 2025/7/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53070686
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運動誘発電位は錐体路を客観的に評価でき,筋萎縮性側索硬化症などさまざまな神経疾患で用いられる.大脳~神経根の伝導時間を個別に評価できるため,病変の推定にも役立つ.臨床的には磁気刺激を用いた方法が広く普及している.安全に検査を実施し,検査結果を正しく理解するためには,磁気刺激特有の性質を理解する必要がある.

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