特集 生理機能検査の内部精度管理 理想と現実―できることから始めよう!
2.各検査の内部精度管理―理想的な方法と現実的な方法 4)脳波検査・誘発電位検査・神経伝導検査
宇城 研悟
1,2
1松阪市民病院 医療技術部
2一般社団法人日本臨床衛生検査技師会 理事
pp.157-162
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53020157
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神経生理検査において信頼できる結果を提供するためにまず行うことは,施設のニーズに合わせた標準化とSOPの作成,そして内部精度管理を業務に取り入れることである.理想的な内部精度管理を行う環境が整っていることが理想的であるが,そうでない場合も代替となる手段や工夫によって,精度の高い検査機器と質の高い検査要員で検査を行うことを目指し,「適切な検査結果」を患者に届けるために,できることから始めよう.
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