特集 自信がもてる! 血管へのアプローチ―採血と静脈路確保
(Chapter 03)静脈路確保と関連業務
(Section 02)成分採血にかかわる業務 2)成分採血装置の接続と操作
山﨑 聡子
1
1杏林大学 医学部 臨床検査医学教室
pp.1485-1490
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/mt52131485
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✔2021(令和3)年の法改正に伴い,臨床検査技師が成分採血における静脈路確保,さらに成分採血装置を接続・操作し,終了後に抜針・止血する行為が可能となった.
✔臨床検査技師がかかわることの多い末梢血幹細胞採取では,静脈留置針や透析用単回留置針を用いて可能な限り血管径の太い静脈へ清潔操作でルートを確保する.
✔起こりうる合併症として血管迷走神経反応,クエン酸中毒,血小板減少などがあり,アフェレーシス中は患者/ドナーの様子やバイタルサインの変化に注意する.
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