特集 自信がもてる! 血管へのアプローチ―採血と静脈路確保
(Chapter 03)静脈路確保と関連業務
(Section 01)採血に伴う静脈路確保 2)採血のための静脈路確保と電解質輸液の接続
川原 佑太
1
,
橋本 賢一
1
,
田中 祐司
1
,
廣岡 伸隆
1
1防衛医科大学校病院 総合臨床部
pp.1466-1472
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/mt52131466
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✔静脈路確保においては,血管選択がもっとも大切である.見てさわって,蛇行していない弾力性のある血管を選ぶことが成功の秘訣である.
✔採血時は,駆血帯は外さずに外筒の先の血管を指でしっかりと押さえ,外筒から血液があふれないようにして,シリンジの接続作業を落ち着いて行う.
✔輸液速度は成人用と小児用で異なる.また,臨床検査技師が輸液に関して実施できるのは,電解質輸液を実施するための点滴装置の接続に限る.
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