特集 自信がもてる! 血管へのアプローチ―採血と静脈路確保
(Chapter 03)静脈路確保と関連業務
(Section 02)成分採血にかかわる業務 1)成分採血
山﨑 聡子
1
1杏林大学 医学部 臨床検査医学教室
pp.1481-1484
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/mt52131481
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✔成分採血は採血した全血を体外循環によって成分採血装置に通すことにより,必要な血液成分を得るアフェレーシスの一種である.
✔臨床検査技師がかかわる成分採血では遠心分離法を用いた装置が使用されることが多く,採取方式によって間歇採取方式と連続採取方式,穿刺部位の数によってシングルニードル法とダブルニードル法に分けられる.
✔成分採血を用いた医療行為として,成分献血,末梢血造血幹細胞移植,CAR-T細胞療法,ドナーリンパ球輸注療法,顆粒球輸血,血球増多に対する治療的アフェレーシスなどがあげられる.
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