特集 細胞診における非腫瘍性細胞のバリエーションをみる
6.リンパ節
大久保 文彦
1
1九州大学病院 病理診断科・病理部
pp.348-354
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt52040348
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リンパ節の細胞診断では,リンパ節の基本構造を理解して,どの部位を主体とした病変かを想像する.特に大型リンパ球が増加する二次濾胞は悪性リンパ腫との鑑別が必要であり,さまざまな大きさのリンパ球,アポトーシス小体を貪食した組織球を参考にする.また,類上皮細胞の集塊は,肉芽腫を形成する多くの病変にみられる.
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