Japanese
English
特集 胸水・腹水への対処
胸水・心嚢液・腹水の画像診断
Imaging of pleural, pericardial and peritoneal effusion
松山 正也
1
,
辻 誠
1
,
柳町 徳春
1
Seiya MATSUYAMA
1
1東海大学医学部放射線科
pp.1209-1221
発行日 1990年10月20日
Published Date 1990/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900194
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胸腔・心嚢・腹腔内液体の診断には従来,理学的所見と単純X線が主として用いられてきたが,現在では超音波法が,とくに心嚢や腹部領域では最も簡便でしかも鋭敏な検査法として,ベッドサイドで欠かせないものとなっている.CTやMRI法は簡便性という点ではこれらに劣るが,貯留液の分布やその性状,さらには周囲臓器のより詳細な診断情報などを提供してくれる長所があり,有用性の高い検査法として広く用いられている.これらの画像診断法の現況と有用性について述べた.
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