最新版! 摂食嚥下機能評価―スクリーニングから臨床研究まで
22.サルコペニアにおける摂食嚥下機能評価
藤谷 順子
1
1国立健康危機管理研究機構国立国際医療センターリハビリテーション科
キーワード:
サルコペニア
,
AWGS2025
,
舌圧
,
口唇圧
,
頚部筋
,
咳筋力
Keyword:
サルコペニア
,
AWGS2025
,
舌圧
,
口唇圧
,
頚部筋
,
咳筋力
pp.281-288
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr035030281
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診断のための評価
サルコペニアの嚥下障害の診断のためには,全身のサルコペニアの存在を確認し,他の原因による嚥下障害の除外診断等を要する.2017年のポジションペーパー等 1, 2)のアルゴリズムによると,第1ステップが,65歳以上で指示理解ができること,である.
第2ステップが,全身サルコペニアの有無である.サルコペニアの有無については現在はAWGS(Asian Working Group for Sarcopenia)2025の診断基準が新しく発表され,「50~64歳にも診断基準が設定されたこと」「診断は筋力と筋量で行うこと」「筋量の評価方法として,BMI補正が加えられたこと」等が新たなポイントである.具体的な評価手順としては以下の3段階である.

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