臨床推論ファーストブック―知っておきたい基本概念と臨床栄養での実践
【Part2 栄養関連問題を臨床推論する】【各論】食欲不振
大濱 良映
1
Yoshie OHAMA
1
1医療法人社団協栄会 大久保病院 栄養科
pp.447-451
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/cn145040447
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Key Point
食欲不振が,薬剤性,身体的,社会面,心理面のどれで生じたかを評価する.
食欲不振の主な原因は,薬剤性によるもの,摂食嚥下障害,消化器疾患,カヘキシア,急性炎症,加齢・フレイル,味覚障害などである.
食欲不振の原因に対応しつつ,リハビリテーション栄養ではエネルギー必要量を設定したうえで,食事摂取量の改善をめざす.
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