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慶応3年(1867年)10月14日
大政奉還(徳川慶喜)
慶応3年12月9日
王政復古(薩長,岩倉具視)
慶応4年(1868年)1月
鳥羽・伏見の戦い(戊辰戦争)
慶応4年3月14日*1
五箇条の誓文(越前藩の由利公正が起草,土佐藩の福岡孝弟,長州藩の木戸孝允が修正)
五箇条の誓文,大政奉還のベースになったとも考えられてきた「船中八策」*2,坂本龍馬がめざした一新.
この八カ条の3カ条目:
一,有能な公家や諸藩,無名の人材たちを政治に参加させ,名ばかりで実のない者たちを取り除くこと(官制改革)*3.
明治政府による中央集権体制で,有名無実は有能な人と入れ替える.
有能な人材の登用の重要性は,それから150年経ったいまも変わらない,永遠の課題.
裏金問題は,いまなお解決されない「政治とカネ」.
ご本人たち,知らぬふり.
立法,司法,行政の三権分立の独立性,いまあるか.
立法は自分に都合のよい法律はさっさとつくる.
都合悪ければ,知らん顔.
政治とは何か,政治家は何する人か.
立法府がつくる法律は,行政府の政策を動かす.
立法府は社会の秩序を維持することで,社会が成り立っている.
いまはその逆ばかり,誰も知らんふり.
誰ものなかに,もちろんのこと,私も入る.
国民の不満,マグマとなって,地中深く溜まり続ける.
いつかこの不満は爆発し,明治維新のような,一新が起こる.
一新とは…….
小手先だけ,政治資金規正法,調査研究広報滞在費(旧 文書通信交通滞在費)の根拠法である国会法や歳費法,自分たちの給料や文書交通費の領収書は不要の法律,自分たちが決めてどうするの.
この議員を選ぶ選挙,低すぎる投票率.
一部だけの低い投票率で,国民に選ばれた,といえるのか.
投票は,自由ではなくて,義務ではないのか.
それを決める選挙法改正さえも,立法府の手の中にある.
キックバック,議員数削減,世襲議員禁止,投票の義務化,自分たち議員に不都合な法律を,果たして自分たち立法府でつくれるものか.
それは与党,野党,その中間の「ゆ党」(癒着のゆ)も関係ない,すべての議員.
もう限界,このシステム,なんとかならないか.
この国の国力は衰え,国民は疲弊し,一新する元気さえ失う.
龍馬らのめざすところ,国の体制を変え,国を変えた,まさにご一新,維新*4.
いまこそ国を考え,立法を考え,一新で救えないか,この国とこの国の未来.
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