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高トリグリセリド血症治療における「レムナント低下」の再考
-――PROMINENT試験を踏まえた概念的整理
中嶋 克行
1,3
,
村上 正巳
1
,
田中 明
2,3
Katsuyuki NAKAJIMA
1,3
,
Masami MURAKAMI
1
,
Akira TANAKA
2,3
1群馬大学大学院医学研究科臨床検査医学
2吉祥寺二葉栄養調理専門職学校
3日本栄養大学名誉教授
pp.514-517
発行日 2026年8月15日
Published Date 2026/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298060514
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はじめに
高トリグリセリド(TG)血症は,動脈硬化性心血管疾患における重要な残余リスク因子のひとつとして認識されてきた.特にカイロミクロンやVLDL由来のレムナントリポ蛋白(以下,レムナント)は,LDLとは異なる代謝経路で血管壁に侵入し,強い動脈硬化惹起性を有することが知られている1).このためTGを低下させることは,レムナント低下を介して心血管イベント抑制につながるという理解が,長年にわたり臨床の前提となってきた.

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