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第1土曜特集 免疫セネセンスと自己免疫疾患
加齢関連B細胞と自己免疫疾患
Age-associated B cells and autoimmune diseases
新納 宏昭
1
Hiroaki NIIRO
1
1九州大学大学院医学研究院医学教育学講座
キーワード:
免疫セネセンス
,
老化
,
B細胞
,
自己免疫疾患
,
エフェクター
Keyword:
免疫セネセンス
,
老化
,
B細胞
,
自己免疫疾患
,
エフェクター
pp.976-981
発行日 2026年6月6日
Published Date 2026/6/6
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297100976
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加齢関連B細胞(ABC)はCD11c+T-bet+CD21lowを特徴とし,多様なサブセットからなる不均一集団であり,加齢や慢性感染症,自己免疫疾患に伴って拡大することが知られている.特に全身性エリテマトーデス(SLE)や関節リウマチ(RA)などでは,自己抗体産生,炎症性サイトカイン分泌,T細胞活性化を介して病態形成に深く関与することが示唆されている.また,ABCの頻度やサブセット構成は疾患活動性や臓器障害,治療反応性と相関し,バイオマーカーおよび治療標的としての可能性が注目されている.本稿では,ABCを免疫セネセンスと自己免疫を結ぶ中核的B細胞サブセットとして位置づけ,ヒト疾患における表現型,機能,臨床的意義に焦点をあてて概説する.一方で,その分化機構の詳細には踏み込まず別稿に譲り,臨床応用に資する視点を重視して概説する.

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