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第1土曜特集 薬事利用に資する「適合性」と「信頼性」をもつリアルワールドエビデンス作成に向けた提言
第5章 RWD/RWEの利活用に向けた法的整備の現状と展望
次世代医療基盤法の概要
Overview of the next generation medical infrastructure act
中村 隆之
1
Takayuki NAKAMURA
1
1内閣府 健康・医療戦略推進事務局
キーワード:
匿名加工医療情報
,
仮名加工医療情報
,
医療ビッグデータ
,
医療分野の研究開発
,
薬事承認
Keyword:
匿名加工医療情報
,
仮名加工医療情報
,
医療ビッグデータ
,
医療分野の研究開発
,
薬事承認
pp.70-75
発行日 2026年4月4日
Published Date 2026/4/4
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297010070
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2018年に施行された次世代医療基盤法は,一人ひとりの医療情報を,個々の医療機関から集め,医療分野の研究開発に役立てることができるようにするために制定された法律であり,医療ビッグデータの活用によって,その患者の年齢や症状,状態に合わせた最適な治療方法を分析したり,創薬や医療機器の研究開発が可能となったりすることを目指している.2023年には,①仮名加工医療情報の制度創設,②匿名加工医療情報と公的データベースとの連結可能化,③医療情報取扱事業者の協力規定設置の3点を主な項目として法改正がなされた.当該改正項目のうち,特に①仮名加工医療情報の制度創設のなかで,薬事承認に資するための仮名加工医療情報の利活用についても新たに規定がなされ,今後リアルワールドデータが薬事承認の場面で利活用されることが期待される.

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