Japanese
English
第1土曜特集 AI×ビッグデータが実現する創薬DX
創薬計算技術 タンパク質言語モデルと生成AI
Protein language models and generative AI
齋藤 裕
1
Yutaka SAITO
1
1北里大学未来工学部データサイエンス学科
キーワード:
タンパク質言語モデル
,
生成AI
,
タンパク質設計
,
創薬応用
,
深層学習
Keyword:
タンパク質言語モデル
,
生成AI
,
タンパク質設計
,
創薬応用
,
深層学習
pp.80-85
発行日 2026年1月3日
Published Date 2026/1/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296010080
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
タンパク質は創薬の主要なターゲットであると同時に,抗体や酵素,ワクチンなど自らが医薬品となる重要な分子である.従来,その改変や最適化は実験的手法に依存していたが,配列空間の膨大さが制約となっていた.本稿では近年,進展の著しいAI応用,特にタンパク質言語モデルと生成AIに焦点を当てる.言語モデルは大規模な配列データから特徴を学習し,抗体の機能値を予測することで変異体の設計を可能にする.さらに,配列探索や逆フォールディング,ハルシネーション,拡散モデルといった生成AIは,新規フォールドや機能の創出を実現しつつある.これらの技術は抗体医薬の親和性改善や酵素医薬の安定化など,具体的応用へと展開しはじめており,今後は創薬パイプラインの中核技術として定着することが期待される.

Copyright © 2026 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.

