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特集 生体膜研究の基礎と応用
膜を象る
-――三次元光-電子相関顕微鏡法によるオートファゴソームの形態解析
Figuring the membrane
――Autophagosome morphology by 3-dimensional correlative light and electron microscopy
小山-本田 郁子
1
,
高橋 暁
1
Ikuko KOYAMA-HONDA
1
,
Satoru TAKAHASHI
1
1東京大学大学院医学系研究科分子生物学,東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科血管内治療学
キーワード:
三次元光-電子相関顕微鏡法(3D-CLEM)
,
アレイトモグラフィ
,
オートファジー
,
オートファゴソーム
Keyword:
三次元光-電子相関顕微鏡法(3D-CLEM)
,
アレイトモグラフィ
,
オートファジー
,
オートファゴソーム
pp.827-832
発行日 2023年12月23日
Published Date 2023/12/23
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28711827
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生体膜の基礎研究において,膜機能の理解を深めるために “膜を象り”,膜構造の詳細形態や構造同士の接触などを観察する顕微鏡法が古くから貢献してきた.近年,生体膜の顕微鏡像を三次元レベルで取得する技術が発達し,立体としての生体膜構造を解析することが主流になりつつある.本稿では,筆者らのオートファジー研究を例に,アレイトモグラフィ法を用いた三次元光-電子相関顕微鏡法(3D-CLEM)による生体膜の形態解析を紹介する.
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