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第5土曜特集 内視鏡医学のすべて――各領域における診断・治療の進歩
消化器外科
手術機器の進歩が切り拓いた現在の内視鏡外科および今後の展望
Current endoscopic surgery pioneered by advances in surgical devices and future prospects
二宮 繁生
1
,
猪股 雅史
1
Shigeo NINOMIYA
1
,
Masafumi INOMATA
1
1大分大学医学部消化器・小児外科学講座
キーワード:
手術機器
,
超音波凝固切開装置
,
ベッセルシーリングシステム
,
人工知能ナビゲーション手術
Keyword:
手術機器
,
超音波凝固切開装置
,
ベッセルシーリングシステム
,
人工知能ナビゲーション手術
pp.1118-1125
発行日 2023年9月30日
Published Date 2023/9/30
DOI https://doi.org/10.32118/ayu286141118
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内視鏡外科の発展は外科医の技術の進歩だけでなく,手術機器の進歩によってもたらされたといっても過言ではない.特に4Kや8Kなどの解像度の高い画像や超音波凝固切開装置,ベッセルシーリングシステム,自動縫合器や自動吻合器などの手術機器の登場は,内視鏡外科の短所を完全に補完した.また手術支援ロボットの登場は,世界の内視鏡外科の現状を革新的に変化させた.それ以外にもトロッカーやクリップ,リトラクターまで,さまざまな手術機器の進歩が現在の内視鏡外科の発展を支えている.手術機器の進歩が今後のさらなる内視鏡外科の発展を支えていくことに疑いの余地はない.
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