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特集 消化器外科における各種デバイスの使い方とピットフォール
II. 各論
3. 肝胆膵
1)肝実質離断におけるエネルギーデバイスの使い方とピットフォール
How to use energy devices for hepatic parenchymal dissection
木下 正彦
1
,
新川 寛二
1
,
石沢 武彰
1
M. Kinoshita
1
,
H. Shinkawa
1
,
T. Ishizawa
1
1大阪公立大学肝胆膵外科
キーワード:
肝実質離断
,
CUSA
,
超音波凝固切開装置
,
ベッセルシーリングシステム
Keyword:
肝実質離断
,
CUSA
,
超音波凝固切開装置
,
ベッセルシーリングシステム
pp.363-371
発行日 2023年4月1日
Published Date 2023/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka85_363
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肝実質離断は主に超音波破砕吸引器,超音波凝固切開装置およびベッセルシーリングシステムなどを用いてなされることが多い.エネルギーデバイスの発達により,肝実質離断は“誰でも安全・確実に,素早く”実施できるようになったと考えられるが,各機器の性能を十分に発揮するには,その特徴と適切な使用法を理解する必要がある.特に超音波破砕吸引器はほかの腹部外科手術で使用される機会に乏しく,基本事項の理解が必須である.
© Nankodo Co., Ltd., 2023