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連載 医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識・Vol.11
スマートフォン医療機器 “Smart Eye Camera” を使用した眼科遠隔診療
Teleophthalmology by the smart phone medecal device “Smart Eye Camera”
清水 映輔
1,2,3
,
中山 慎太郎
1,2
,
丹治 信
1,2
Eisuke SHIMIZU
1,2,3
,
Shintaro NAKAYAMA
1,2
,
Makoto TANJI
1,2
1株式会社OUI
2慶應義塾大学医学部眼科学教室
3医療法人慶眼会横浜けいあい眼科和田町院
キーワード:
スマートフォン
,
遠隔診療
,
人工知能
,
眼科
,
Smart Eye Camera
Keyword:
スマートフォン
,
遠隔診療
,
人工知能
,
眼科
,
Smart Eye Camera
pp.828-833
発行日 2023年3月11日
Published Date 2023/3/11
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28410828
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◎医療機器の小型化と軽量化が進むなか,スマートフォン(スマホ)を医療機器とする動きが進んでいる.特にスマホの通信機能やカメラ機能などを使用した技術が医療の分野で応用されてきている.筆者らはベトナムでの無料白内障手術ボランティアを通じて発見した課題から,スマホアタッチメント型細隙灯顕微鏡であるSmart Eye Camera(SEC)を開発し,エビデンスを作成し,医療機器として実用化に成功した.SECは国内だけでなく海外のさまざまな地域で,その特性に応じた用途で使用されており,単に眼科診療がポータブルに行われるだけなく,遠隔診療や人工知能を用いた診断AI開発などさまざまな未来に向けて開発が進められている.
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