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連載 オンラインによる医療者教育・Vol.15
オンラインによるFaculty Development
-――東海大学の事例
Online Faculty Development
――Practical example of Tokai University
津田 万里
1
Banri TSUDA
1
1東海大学医学部外科学系乳腺・腫瘍科
キーワード:
Faculty Development
,
卒前医学教育
,
オンラインワークショップ
,
ZOOM
Keyword:
Faculty Development
,
卒前医学教育
,
オンラインワークショップ
,
ZOOM
pp.236-242
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28003236
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◎新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染対策のため,昨年度までは2泊3日の泊まり込みで行っていた東海大学医学部の卒前医学教育ワークショップ(Faculty Development:FD)を2020年度は1.5日間のオンラインにて開催した.タスクフォースは3度の事前会議を通してコンテンツの削除や時間の短縮に努めた.ワークショップ当日までに各参加者は事務局とオンラインでZOOMの使用方法を確認した.当日は大きなトラブルなく経過した.終了時に行ったアンケートでは参加者からはオンラインで行う1.5日のワークショップがよいという意見が多かったが,タスクフォースからは従来の方がよかったという意見が多かった.しかしオンラインワークショップはとくに事務局のマンパワーを抑えること,および会場費等のコスト削減には非常に大きなメリットがある.オンラインワークショップがパンデミック収束後にも有用なツールとして残るよう,充実したオンラインワークショップの構築に向け,さらなる改善が必要である.
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