特集 栄養療法のコツとピットフォール-実践力アップに活かす最新情報
(Part 2)静脈経腸栄養のコツとピットフォール 末梢静脈栄養(PPN)の有用性と課題
大村 健二
1
,
小林 このみ
1上尾中央総合病院 外科
キーワード:
静脈栄養
,
高カリウム血症
,
静注用脂肪乳剤
,
開始液
,
アミノ酸・ビタミンB1加総合電解質液
,
アミノ酸-糖-電解質-脂肪-水溶性ビタミン液
,
アミノ酸-水溶性ビタミン加総合電解質液
Keyword:
Fat Emulsions, Intravenous
,
Parenteral Nutrition
,
Hyperkalemia
pp.485-490
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2023035852
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<Key Point>・末梢静脈栄養用輸液製剤の1袋を、8時間を超える時間をかけて投与してはならない。・末梢静脈栄養を施行する際には原則として脂肪乳剤を併用する。・血清カリウム値が高くてもグルコースやアミノ酸、脂質の投与は継続する。・水分負荷を懸念して末梢静脈栄養の施行を躊躇してはならない。
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