特集 酵素検査の勧告法および標準化対応法-主要8酵素の現状と課題を整理する
主要8酵素の勧告法 ChE(コリンエステラーゼ)
小池 亨
1
1アーク調剤薬局
キーワード:
Cholinesterases
,
血液化学分析
,
指示薬と試薬
,
臨床化学
,
結果再現性
,
国際臨床化学会
,
標準化
Keyword:
Reproducibility of Results
,
Chemistry, Clinical
,
Cholinesterases
,
Blood Chemical Analysis
,
Reference Standards
,
Indicators and Reagents
pp.468-474
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023275576
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コリンエステラーゼ(ChE)のJSCC勧告法として備えるべき条件は,反応機序の明確さ,測定値に影響を及ぼす副反応の有無,分子吸光係数の明確さ,基質阻害の大小,非特異反応の有無,試薬調剤の難易度,ジブカインナンバー・フルオライドナンバー測定への対応性などがあげられる.これらの条件を満たす勧告法としてpHBCを基質とする方法が認定された.
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