特集 必携!日当直の緊急検査マニュアル
生化学検査 コリンエステラーゼ(ChE)
山本 裕之
1
,
下間 雅夫
,
稲葉 亨
1京都府立医科大学附属病院 臨床検査部
キーワード:
Carbamates
,
Cholinesterases
,
遺伝性疾患
,
血液化学分析
,
検体取り扱い法
,
中毒
,
緊急検査
,
有機リン中毒
,
検査臨界値
Keyword:
Carbamates
,
Cholinesterases
,
Blood Chemical Analysis
,
Poisoning
,
Laboratory Critical Values
,
Specimen Handling
,
Organophosphate Poisoning
,
Genetic Diseases, Inborn
pp.1354-1355
発行日 2021年12月25日
Published Date 2021/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022094576
- 有料閲覧
- 文献概要
<POINT>□栄養状態、肝合成能の指標になる。□低栄養状態では低値になる。□肝硬変など、肝合成能低下で低値になる。□有機リン系薬物中毒で低値になる。測定下限を下回る際は、迅速な報告が必要である。□遺伝性ChE異常症では、測定値がきわめて低値になる→麻酔管理には十分な注意が必要!□ネフローゼ症候群では肝臓における蛋白合成が亢進し、ChEも高値となる。□甲状腺機能亢進症で高値になる。
Copyright© 2021 Ishiyaku Pub,Inc. All rights reserved.