特集 腸管感染症と食中毒Up to date
病原体別の検査法 腸管寄生性の原虫類
藤田 拓司
1
1ファルコバイオシステムズ総合研究所 検査グループ微生物
キーワード:
寄生虫疾患
,
顕微鏡検査法
,
消化器疾患
,
rRNA 18S
,
分子診断技法
Keyword:
Digestive System Diseases
,
Microscopy
,
Parasitic Diseases
,
RNA, Ribosomal, 18S
,
Molecular Diagnostic Techniques
pp.858-866
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022299197
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科学技術の進歩に伴い、原虫の分類は大きく変化しつつあり、腸管感染に関与する原虫の種類も増えている。検査法は、病原種の検出を中心に顕微鏡を用いた方法が主流であり、患者背景を念頭に置きながら目的に応じて適切に選択・実施すべきである。また近年では、遺伝子学的検査法も徐々に導入されている。
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