特集 腸管感染症と食中毒Up to date
病原体別の検査法 ウイルス
牛島 廣治
1
1日本大学 医学部病態病理学系微生物学分野
キーワード:
消化管疾患
,
ウイルス性疾患
,
RT-PCR法
Keyword:
Virus Diseases
,
Reverse Transcriptase Polymerase Chain Reaction
,
Gastrointestinal Diseases
pp.853-857
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022299196
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
腸管感染症ウイルスは胃腸、肝臓および他の臓器に症状をきたし、ときには急性、慢性の重篤な障害をもたらすことがある。また、集団感染の原因となることもある。したがって正確な診断を要求される場合がある。イムノクロマト法による迅速診断が可能なウイルスがあるが、そのウイルスは限られている。網羅的に調べるためには遺伝子検査法となる。変異株の流行などにより常に診断法の改良も必要とされる。
Copyright© 2022 Ishiyaku Pub,Inc. All rights reserved.