特集 腸管感染症と食中毒Up to date
病原体別の検査法 抗菌薬関連下痢症の微生物検査
豊川 真弘
1
1福島県立医科大学 保健科学部臨床検査学科
キーワード:
Clostridioides difficile
,
クロストリジウム感染症
,
下痢
,
抗細菌剤
,
微生物学的技法
,
アルゴリズム
Keyword:
Clostridioides difficile
,
Diarrhea
,
Clostridium Infections
,
Anti-Bacterial Agents
,
Algorithms
,
Microbiological Techniques
pp.848-852
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022299195
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抗菌薬関連下痢症の原因菌検索に際してClostridioides difficile検査は必須検査に位置づけられる。C.difficile検査としてはおもに糞便中トキシンA&B抗原検出法が用いられているが、感度が低いという問題があることから、より高感度な検査法(トキシン遺伝子検出法あるいはtoxigenic cultureによる確認試験)の併用が推奨されている。
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