学会ハイライト
アトピー性皮膚炎治療研究会第22回シンポジウムを終えて
加藤 則人
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科皮膚科学教授
pp.1008-1011
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/pdJ.0000000508
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アトピー性皮膚炎治療研究会は,アトピー性皮膚炎の治療法を医学的に正しく評価し発展させることを目的として青木敏之先生らによって設立された研究会で,これまで1年に1回アトピー性皮膚炎の治療で課題となるテーマを決めてシンポジウムを開催してきました.この研究会が発足した当時は,アトピー性皮膚炎の病態に不明な点が多く,治療法に関しても医師の中でコンセンサスが得られていない状況でした.そのような中で,本研究会ではアトピー性皮膚炎の治療に携わるさまざまな立場の方々が集まって時間をかけて討論することによって,参加者のアトピー性皮膚炎の治療に関する知識とスキルを高めてきました.このたび,京都では安野洋一教授(当時)が開催して以来十数年ぶりとなる2017年1月28日(土)に国立京都国際会館で本研究会を開催させていただきました.(「はじめに」より)
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