特集 小児の皮膚疾患カラーアトラス
図譜
皮膚症状が出る小児感染症
馬場 直子
pp.32-39
発行日 2025年12月15日
Published Date 2025/12/15
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000004348
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小児にみられるウイルス性皮膚疾患では,伝染性軟属腫,単純ヘルペスや帯状疱疹,Kaposi水痘様発疹症の頻度が高く,急性発疹症として現れるのは,手足口病,伝染性紅斑,突発性発疹,水痘,麻疹,風疹などである.これらの感染性疾患を,できるかぎり皮疹の形態と分布,発熱との関係,随伴症状などから,検査結果をみる前に診断することが皮膚科医の存在意義であり,感染の拡大を防ぐために観察力が求められる.
外来でみることの多い感染性皮膚疾患は,細菌感染症でもっとも多いのが伝染性膿痂疹,真菌感染症で多いのは,カンジダ症,白癬,癜風で,また頭ジラミや疥癬もしばしばみられる.

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