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特集 小児乾癬とその類症
臨床例
2度のバイオスイッチで軽快した小児汎発性膿疱性乾癬
A case of pediatric generalized pustular psoriasis successfully treated with three different biologic agents
大霜 智子
1
,
綾野 悠加
2
,
鶴田 大輔
1
Tomoko Oshimo
1
,
Yuka Ayano
2
,
Daisuke Tsuruta
1
1大阪公立大学大学院医学研究科皮膚病態学
2和泉市立総合医療センター皮膚科
1Department of Dermatology, Osaka Metropolitan University Graduate School of Medicine
2Department of Dermatology, Izumi City General Hospital
キーワード:
小児汎発性膿疱性乾癬
,
アダリムマブ
,
セクキヌマブ
Keyword:
小児汎発性膿疱性乾癬
,
アダリムマブ
,
セクキヌマブ
pp.707-711
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003884
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・3歳時に小児汎発性膿疱性乾癬(generalized pustular psoriasis:GPP)と診断され,エトレチナート,シクロスポリンによる治療,さらに2度のバイオスイッチを要し,幼少期より長期にわたり治療を継続している1例を報告する.
・本邦では2022年に小児の尋常性乾癬,関節症性乾癬,膿疱性乾癬に対してIL-17阻害薬のセクキヌマブが6歳以上の小児に対しても保険適用となった.生物学的製剤を含めた小児膿疱性乾癬の治療について,有効性,安全性を含めて考察する.
(「症例のポイント」より)
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