Japanese
English
特集 脂腺の病気
臨床例
多発性類器官母斑を合併した列序性表皮母斑
A case of systematized epidermal nevus with multiple organoid nevi
塚本 智大
1
,
野上 京子
1
,
久保 環
1
,
西川 陽太郎
1
,
根本 利恵子
1
,
天野 正宏
1
Tomohiro Tsukamoto
1
,
Kyoko Nogami
1
,
Tamaki Kubo
1
,
Yotaro Nishikawa
1
,
Rieko Nemoto
1
,
Masahiro Amano
1
1宮崎大学医学部感覚運動医学講座皮膚科学分野
1Department of Dermatology, Faculty of Medicine, University of Miyazaki
キーワード:
列序性表皮母斑
,
多発性類器官母斑
,
線状脂腺母斑症候群
,
表皮母斑症候群
,
KRAS遺伝子
Keyword:
列序性表皮母斑
,
多発性類器官母斑
,
線状脂腺母斑症候群
,
表皮母斑症候群
,
KRAS遺伝子
pp.1098-1101
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002678
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・多発性類器官母斑を合併した列序性表皮母斑の1例を経験した.
・出生時より頭頂部など3カ所に脱毛斑があり,右上下肢にBlaschko線上に連続して分布する淡褐色疣状丘疹の集簇を認めた.
・類器官母斑が多発し,列序性表皮母斑に合併することは非常にまれである.
・類器官母斑と列序性表皮母斑の発生に関連した共通因子としてRAS遺伝子変異が存在している可能性がある.
(「症例のポイント」より)
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