Japanese
English
特集 潰瘍をきたす疾患
臨床例
ミュンヒハウゼン症候群
A case with Münchausen syndrome
鈴木 唯
1
,
竹治 真明
1
,
柳澤 宏人
1
,
常深 祐一郎
1
Yui Suzuki
1
,
Masaaki Takeji
1
,
Hiroto Yanagisawa
1
,
Yuichiro Tsunemi
1
1埼玉医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Saitama Medical University
キーワード:
ミュンヒハウゼン症候群
,
虚偽性障害
Keyword:
ミュンヒハウゼン症候群
,
虚偽性障害
pp.1002-1005
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002193
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・顔面や四肢に深い潰瘍が散在していた.観葉植物や熱帯魚の飼育歴があり,感染症を疑ったが皮疹の分布は一致せず,詳細な病歴聴取により自傷であることを確認し,ミュンヒハウゼン症候群と診断した.
・診断および治療にあたり患者への病歴の聴取や接し方が重要である.患者との良好なコミュニケーションにより自傷について確認でき,積極的な治療介入ができた.
(「症例のポイント」より)
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