特集 腎と皮膚
臨床例
Kyrle病
加藤 健一
1
,
早石 祥子
,
近藤 由佳理
,
倉知 貴志郎
1豊中市立豊中病院 皮膚科
キーワード:
血液透析
,
鑑別診断
,
生検
,
そう痒症
,
糖尿病-2型
,
糖尿病性腎症
,
Nalfurafine
,
Kyrle病
,
掻破行動
Keyword:
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Diabetes Mellitus, Type 2
,
Diabetic Nephropathies
,
Renal Dialysis
,
Pruritus
,
TRK 820
pp.669-672
発行日 2015年7月1日
Published Date 2015/7/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2015335692
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<症例のポイント>Kyrle病はacquired perforating diseaseの一型とされ、非常に強いそう痒を特徴とする。多くの症例で合併症として糖尿病や慢性腎不全をもつことが知られている。今回われわれは、ナルフラフィン塩酸塩内服療法にて軽快を得たKyrle病の1例について、合併症および治療経過から疾患の発症機序について若干の考察を加え報告する。
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