特集 気胸・膿胸
特別寄稿
若年者自然気胸に対する最近の治療
栗原 正利
1
,
坪島 顕司
1
,
大橋 康太
1
Masatoshi Kurihara
1
,
Kenji Tsuboshima
1
,
Kota Ohashi
1
1日産厚生会 玉川病院気胸研究センター
pp.221-226
発行日 2026年3月25日
Published Date 2026/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001482
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はじめに
自然気胸は原発性自然気胸と続発性自然気胸に大きく分けられる。原発性自然気胸はブラまたはブレブと呼ばれる肺囊胞の破裂によって自然気胸が発症する場合をいう。原発性自然気胸は,本来は原因不明との意味であるが,現在ではブラ・ブレブが原因とわかっているため,厳密には原発性自然気胸という範疇は存在せず慣用的に原発性自然気胸と呼んでいる。また,原発性自然気胸患者は若年者がほとんどであり,原発性自然気胸は若年者自然気胸と同義に扱われてもいる。一方,続発性自然気胸は肺に何らかの基礎疾患があり,それが原因で自然気胸が発症する場合をいう。基礎疾患は環境因子から遺伝的因子まで幅広く存在する。

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