特集 不整脈
総論 治療
植込み型除細動器
吉田 葉子
1
Yoko Yoshida
1
1大阪市立総合医療センター小児循環器・不整脈内科
pp.1184-1187
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003142
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はじめに
植込み型除細動器(implantable cardioverter defibrillator:ICD)は,致死性心室性不整脈による心臓突然死を予防し,生命予後を改善する確立された治療法である。わが国では1996年に経静脈植込み型除細動器(transvenous ICD:TV-ICD)が保険適用となって以来,二次予防のみならず一次予防にも広く用いられてきた。小児では,体格・成長・静脈系・長期の再手術など成人とは異なる課題があり,機種選択や留置法に特有の配慮を要する。近年は,完全皮下植込み型除細動器(subcutaneous ICD:S-ICD)や血管外植込み型除細動器(extravascular ICD:EV-ICD)が使用可能となり,選択肢が広がっている。

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