特集 小児神経学入門─小児科医必須の神経症候学と治療論
神経症候のみかたと評価・鑑別
熱性けいれん(熱性発作)
久保田 淳
1
Jun Kubota
1
1東京慈恵会医科大学小児科学講座
pp.400-404
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002923
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はじめに
熱性発作(熱性けいれん)は,小児期における発作性疾患のなかでもっとも一般的で,日本人の有病率は欧米と比べると高率で,6~11%である1,2)。したがって,熱性発作を経験したことがない小児科医はいないであろうし,小児科医である以上,今後何度も遭遇する疾患であろう。本稿では,熱性発作の最近の疾患概念や予防治療について概説する。

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