特集 小児科医が診る神経発達症:小児科臨床と発達支援のクロスオーバー
各論 神経発達症児を一般診療で診る
口腔ケア指導のコツ
松澤 直子
1
Naoko Matsuzawa
1
1神奈川歯科大学附属病院障がい者歯科
pp.1573-1575
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002796
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はじめに
小児の口腔は,乳歯の萌出,歯の交換に伴う脱落,永久歯の萌出といった著しい変化がみられる。小児の齲蝕は顎顔面の発達に影響を及ぼし,進行した多数歯齲蝕は食べる機能の発達の阻害要因ともなりうる1)。生活のなかで口腔衛生習慣を身に着けさせることは重要ではあるが,神経発達症児は歯磨きを嫌がる,上手に磨けない,そもそも口の中をよく見せないなどの課題が多く,障害特性をふまえた口腔衛生指導が必要となる2)。

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