特集 小児科医が診る神経発達症:小児科臨床と発達支援のクロスオーバー
各論 神経発達症児を一般診療で診る
外来診療のコツ―感冒・予防接種・健診を例に
本田 真美
1
Manami Honda
1
1医療法人社団のびたあのねコドモくりにっく
pp.1537-1539
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002787
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はじめに
近年,神経発達症(neurodevelopmental disorders:NDD)は小児科外来で日常的に遭遇するcommon diseaseと位置づけられるようになった。DSM-5(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition)に定義されたスペクトラム概念によって,神経発達症は連続体として理解され,障害と個性の境界を柔軟にとらえる視点が広まっている1)。専門医による診療が望ましい場面もあるが,一次小児科外来こそが早期発見・支援の入口であり,一般診療のなかでの小さな気づきが子どものその後の発達を左右する。

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