特集 小児科医が知っておきたいリウマチ・膠原病の知識と実践
小児リウマチ性疾患のトピックス
【コラム】患者会からみた小児膠原病
大黒 宏司
1
OGURO Hiroshi
1
1全国膠原病友の会
pp.1347-1347
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002730
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小児の膠原病は,成人に比べて急性かつ重篤な経過をたどることが多く,長期にわたる寛解の維持が求められ,副作用にも十分な配慮が必要とされる。したがって,できるだけ早期に診断を行い,適切な治療を開始することが重要である。そのためには,どこに住んでいても迅速な診断と必要な治療を受けられる医療提供体制の整備が欠かせない。近年,状況は少しずつ改善してきているものの,小児膠原病の専門医は依然として限られている。そのため,成人領域以上に,専門医同士の連携が非常に大切になっている。
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