特集 知っておきたい周産期・新生児医療up to date
出生前
「妊娠中の体重増加指導の目安」の改訂
竹田 純
1
TAKEDA Jun
1
1順天堂大学産婦人科学講座
pp.1742-1744
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001383
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はじめに
わが国の出生時体重の平均は1979年で3152±436g,1990年で3078±429g,2000年で3051±420g,2010年で3018±421gと減少傾向にある1)。また,低出生体重児の割合も1979年で4.5%,1990年で5.6%,2000年で7.4%,2010年で8.3%と上昇傾向にある1)。これは,出産年齢の上昇や早産率の上昇などが原因の一つであるが,そのほかにも母体の妊娠中の体重増加不良が関連している可能性もある。
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