特集 知っておきたい周産期・新生児医療up to date
総論
産科・小児科間の連携・協働―情報共有:プレネイタルビジットから
島袋 林秀
1,2
,
青木 美紀子
2
SHIMABUKURO Rinshu
1,2
,
AOKI Mikiko
2
1国立成育医療研究センター総合診療科
2聖路加国際大学大学院看護学研究科
pp.1712-1716
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001376
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はじめに
受精・妊娠に始まり,胎児期,新生児期から思春期を経て次世代を育成する成人期へといたるライフサイクルを連続的・包括的に捉え,支援することが成育医療(支援)である。周産期医療はそのライフサイクルの始まりと終盤に位置する。ライフサイクルの円滑な連続性を担保するためには,小児科は産科をはじめ多職種との連携・協働が必要であることはいうまでもない。産科・小児科間の連携・協働自体にup to dateな話題はないが,地域によっては連携・協働強化のための取り組みも始まっている。
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