研修医のためのクリニカルクイズ・第232回
症例:1歳8か月,女児 主訴:歩行障害
宮田 世羽
1
MIYATA Yohane
1
1杏林大学医学部小児科学教室
pp.1205-1206
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000301
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経過:1か月前に上気道炎症状があった。入院1週間前,日中に抱っこ紐から下ろした後から歩行しなくなった。痛がる様子はなかった。翌日にはハイハイで移動できるようになり,翌々日にはつかまり立ちや伝い歩きをして遊ぶがようになったが,3日後になっても独歩が困難なため,近医の整形外科を受診した。診察上,整形外科的な疾患は否定され,発症7日目に小児科へ紹介され入院となった。
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