特集 周産期の画像診断 第3版
新生児編 Ⅴ.注目の画像診断
内視鏡診断 胸腔,腹腔,消化管
井上 幹大
1
,
安井 稔博
1
,
直江 篤樹
1
INOUE Mikihiro
1
,
YASUI Toshihiro
1
,
NAOE Atsuki
1
1藤田医科大学小児外科
キーワード:
胸腔鏡
,
腹腔鏡
,
消化器内視鏡
Keyword:
胸腔鏡
,
腹腔鏡
,
消化器内視鏡
pp.534-537
発行日 2024年12月23日
Published Date 2024/12/23
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001914
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はじめに
内視鏡診断の最大のメリットは病変部を直接観察できる点である。胸腔鏡および腹腔鏡による内視鏡診断は大部分が外科的治療を前提としたものである。内視鏡の画質が向上しさまざまな細径器具が開発されてきたことにより,新生児においても内視鏡外科手術の適応疾患は広がり,多くの小児外科施設で実施できるようになってきた。一方,消化管内視鏡検査が新生児に行われる機会は未だに限定的である。
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