増刊号 周産期診療のための病態生理
[新生児編]
水電解質・腎
なぜ早産児や低出生体重児は成人期慢性腎臓病(CKD)のリスクが高いのか
高柳 俊光
1
TAKAYANAGI Toshimitsu
1
1国立病院機構佐賀病院総合周産期母子医療センター小児科
キーワード:
早産
,
子宮内発育制限
,
hyperfiltration theory
,
糸球体硬化症
Keyword:
早産
,
子宮内発育制限
,
hyperfiltration theory
,
糸球体硬化症
pp.503-506
発行日 2023年12月28日
Published Date 2023/12/28
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001353
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低体重における慢性腎臓病発症の関係
近年のDOHaD(developmental origin of health and disease)の概念の浸透により,低体重で出生することが将来の生活習慣病(高血圧,2型糖尿病,肺機能障害,高脂血症や慢性腎疾患など)発症のリスク因子の一つであることが指摘されている。
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