症例
遠隔期合併症としての脊椎側彎症に対して後方固定術を行った先天性横隔膜ヘルニアの1例
岩谷 壮太
1
,
芳本 誠司
1
IWATANI Sota
1
,
YOSHIMOTO Seiji
1
1兵庫県立こども病院周産期医療センター新生児内科
pp.1389-1393
発行日 2023年9月10日
Published Date 2023/9/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001098
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緒 言
先天性横隔膜ヘルニア(CDH)の生命予後は,出生前診断の普及や出生後管理の進歩によって改善し1,2),現在,わが国では多くの重症例が救命可能となっている1)。一方,重症例が救命されるようになった反面,遠隔期に合併症や後遺症を伴う症例が増加しており3,4),本疾患のフォローアップ体制の構築が課題となっている5,6)。
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