特集 数値からみる周産期医療 新生児編
神経・療育 聴覚スクリーニング関連
吉田 美寿々
1
YOSHIDA Misuzu
1
1大阪母子医療センター新生児科
pp.1299-1302
発行日 2023年9月10日
Published Date 2023/9/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001080
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はじめに
先天性難聴の頻度は出生1,000人に対して1~2人とされており,比較的頻度の高い先天性疾患の一つである。新生児聴覚スクリーニング検査は先天性難聴を早期に発見するための検査である。音声言語の獲得,コミュニケーション能力の獲得にはできるだけ早期の先天性難聴の発見,療育が必要であり,欧米を中心に新生児聴覚スクリーニング検査が普及してきた。
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