特集 How to Follow-up―ハイリスク児フォローアップの必修知識2023
総論
侵襲の大きな先天性外科疾患のある児のフォローアップ―外科との連携
和田 友香
1
WADA Yuka
1
1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター新生児科
pp.461-464
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000840
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はじめに
近年の胎児診断の向上や周産期医学の発展のおかげで先天性外科疾患のある児の生命予後は改善してきた。しかし,新生児期の手術や全身麻酔は大きな侵襲であり,発育や発達予後への影響が危惧されている。またNICU退院後も適宜処置を受けたり,入退院をくり返すなど,影響は新生児期にとどまらない。
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