連載 診療つれづれ
COVID-19流行後の診療─特にクリニックにおける生物学的製剤の使用について─
工藤 典代
1
Fumiyo Kudo
1
1恵翔会アリス耳鼻咽喉科
キーワード:
好酸球性中耳炎
,
好酸球性副鼻腔炎
,
指定難病医療費助成制度
Keyword:
好酸球性中耳炎
,
好酸球性副鼻腔炎
,
指定難病医療費助成制度
pp.900-902
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002247
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はじめに
県の職員を退職後勤務した診療所は今年で開院10年を迎える。前回,このコーナーに掲載していただいたのはCOVID-19の流行が始まって1年余の2021年5月だった。そこでは当院の新型コロナ感染症診療への取り組みについて書かせていただいた1)。それから5年経過し,COVID-19はあまり話題にはならなくなったが,現在でも流行は続いている。この稿を書いている時期はちょうどスギ花粉飛散真っ盛りの3月中旬である。近年,スギ花粉症重症者に対する生物学的製剤注射薬の出番が増え,また,好酸球性副鼻腔炎に対する注射薬もあり,現況に加え当院での生物学的製剤の使用について触れたいと思う。

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