特集 耳鼻咽喉科領域のセラピストとエンジニア―ST,OT,PT,CE,MT―
耳鼻咽喉科と各医療専門職
言語聴覚士 話しことばの機能的役割と吃音・流暢性障害
前新 直志
1
Naoshi Maeshin
1
1国際医療福祉大学言語聴覚学科
キーワード:
言語聴覚士
,
吃音
,
流暢性障害
,
医療機関
,
障害者手帳
Keyword:
言語聴覚士
,
吃音
,
流暢性障害
,
医療機関
,
障害者手帳
pp.610-614
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001101
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はじめに
話しことばの機能について,神山・内須川(1980)1)は言語病理学者チャールズ・バンライパーを引用し,“ことばの機能” には,
1)コミュニケーションを図る道具
2)感情伝達の機能
3)自己表出の機能
4)他人の心を動かし統制する機能
5)思考を発展させる機能
の5つがあり,それらは言語学習として獲得されるものであることを紹介している。
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