特集 耳鼻咽喉・頭頸部の画像診断―最新知見と将来展望―
【各論】 研修医から専攻医のための最新画像診断
口腔・咽頭
佐野 大佑
1
,
折舘 伸彦
1
Daisuke Sano
1
,
Nobuhiko Oridate
1
1横浜市立大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
画像診断
,
口腔癌
,
咽頭癌
,
UICC TNM分類
,
depth of invasion
Keyword:
画像診断
,
口腔癌
,
咽頭癌
,
UICC TNM分類
,
depth of invasion
pp.201-205
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000968
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はじめに
口腔・咽頭は摂食,嚥下,構音に重要な役割を果たしており,同部位に生じる悪性腫瘍を治療する際は根治性の担保に加えて,治療後の患者の機能についても十分な配慮が必要である。口腔・咽頭癌治療においてまず必要なことは病期診断であり,その際に正確な画像診断を要する。また,主に手術加療を担うわれわれ耳鼻咽喉科医,頭頸部外科医は,どの構造物を取り除くべきか,あるいは温存すべきかを術前に丁寧にシミュレーションする必要がある。
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