特集 副鼻腔炎診療は変わったか?
副鼻腔炎病態の変遷
海外の病態分類―EPOS 2020
洲崎 勲夫
1
Isao Suzaki
1
1昭和大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座
キーワード:
副鼻腔炎
,
慢性鼻副鼻腔炎
,
病態分類
,
EPOS 2020
Keyword:
副鼻腔炎
,
慢性鼻副鼻腔炎
,
病態分類
,
EPOS 2020
pp.119-122
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000453
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はじめに
European Rhinologic Societyより鼻副鼻腔炎および鼻ポリープに対する診療指針である「The European Position Paper on Rhinosinusitis and Nasal Polyps(EPOS)2020」が,これまでの2005年,2007年,2012年に刊行されていたもの改訂版として発刊された1)。EPOS 2020が刊行される主目的は,急性鼻副鼻腔炎および慢性鼻副鼻腔炎における診療方法について,明確なエビデンスに基づいて標準化した最新のケアパスウェイ(care pathway)を提供することとされている。
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