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特集 CKMを考える
各論
多疾患併存患者に対するCKMの意思決定―心不全,アクセストラブル例への対応
Decision-Making for conservative kidney management in multimorbidity CKD patients
常喜 信彦
1
,
田中 友里
1
JOKI Nobuhiko
1
,
TANAKA Yuri
1
1東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科
キーワード:
うっ血性心不全
,
バスキュラーアクセス
,
医療チーム
Keyword:
うっ血性心不全
,
バスキュラーアクセス
,
医療チーム
pp.179-182
発行日 2026年2月25日
Published Date 2026/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002319
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Ⅰ 多疾患併存とは
多疾患併存はmultimorbidity(マルチモビディティ)と表現される。一般的に2つ以上の慢性疾患を併せもつことと定義されている。言葉の定義が必要であることは,このことが臨床現場である意味をもつからである。マルチモビディティは,生活の質(quality of life:QOL)が低下し,体の機能が衰え,救急搬送を含む医療利用の増加につながる。また,多くの疾病をもつことは多剤服用につながり,薬剤関連の有害事象のリスクが高くなる。このため患者自身の問題として,複数の疾患を自分で管理し,多くの診療科の予約を含めた管理を行い,多剤かつ多彩な内服時間の服用計画を管理するという生活の負担を抱えることになる。

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